サービスボディー製作12 サイドドアパネルラッチ加工

無事水切りの作りお直しも終わり建具の取付けに入れました。

取付けイメージ。

ストライカーピンの位置とラッチの位置を見ながらウエザーストリップの取り合いを見極めます。

サイドドアパネル用ラッチ取付ブラケットを4個用意しました。

この手の確認には作業は時間と手間が掛かるのでブラケットの製作に時間をかけないように余り材を組み合わせて製作できるように工夫します。

時々カメラに収められている情景・・・

エスカワ社長も疲れてるのかな?

ストライカーピンブラケットを作ります。

50×50のLアングルを活用します。

ピンのアンカーはM12なので13mmの穴を開けます。

もう少しパワフルな工具が欲しいところです。

電動ドリルもありますが古いので6.5mmまでしか入りません。

グラインダーは多いに越したことはありません。

色々と用途があるので出来ればもう1台あれば作業がはかどります。

ピンを仮止めして取り合いを確認します。

ピンは邪魔になるので突出量を極力少なくしたいところですが水平方向で人が出入りする場所では無いのでそれほど神経質にならなくてもOK。

本来は水切りの外側、扉の厚み内で処理したいところですが40mmの中でやりくることは出来ないので仕方が無いです。

アメリカのサービスボディーは結構出っ張りがありますのでこの程度は許容範囲です。

位置も決まり溶接します。

ラッチブラケットも仮溶接しました。

裏側に当たるパネル表面も特にダメージなく溶接できました。

ピンの伸縮で結構調整できますが、扉の入り具合の調整代はそれほどの無いので注意が必要です。

これなら十分に強度もあり問題なさそうです。

経験豊富な架装業者さんであればこの辺りのノウハウが蓄積されているので簡単な仕事なんでしょうが、何分初めてでアイデアが浮かぶまで試行錯誤が続きます。

ガタも無くピシッと締まります。

初めてにしては良く出来ました(笑)

この後早速ガススプリングの取り付け位置の確認をしました。

丁度良い位置にブラケットが来ました。

が、うっかりスプリングの反発力の計算を2倍に間違えて強すぎました。

架装物の重量管理の表から扉の重量をピックアップして計算したので扉2枚の重量を1枚としてしまい、反発力が適正値の2倍に(笑)

また買い直しです。

20kg以上の扉が爆発的な勃起力反発力で跳ね上がります(笑)

ちなみに写真では実験でガススプリングの上下が逆に付いていますま、本来はガスガスシリンダー側が上になるように取り付けます。

逆に取り付けると顔方側のスピード調整がおかしくなります。

2日かけて作り直しとスプリングの位置確認までで終了となりました。

ここに来てなかなか作業が進まないような気もしますが、手間のかかる調整や確認、設計変更が発生していますので仕方が無いですね。

大きな目で見ると着実に進んでおり、しっかりと一番シンプルな施工方法を見つけ出していますので前進あるのみですね。

扉がスムーズにバシッと閉まるのは気持ちがいいものです。

パネルの平板の溶接がまだ仮なので音はうるさいです。

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