サービスボディー製作54 サイドドアパネル溶接仕上げ(左)

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  • サイドドアパネルパテワーク仕上げ(右)
  • サイドドアパネルサビ取り
  • サイドドアパネル溶接・成形
  • リアドアパネル・エンブレム(おまけ)

サイドドアパネルパテワーク仕上げ(右)

前回パテ塗まで終えて乾燥中の右側パネルのパテ研磨です。

3日も置けばしっかりと乾燥してますので失敗が無いです。 強制乾燥する設備が無いので焦りは禁物です。

最大の目的は角の溶接の巣を埋めることです。

不要な気もしないでもないですがついでに平面部分で裏から溶接個所が透ける箇所をまとめて擦ってパテワークしてみました。

サイドドアパネルサビ取り

最後のドアパネルの加工です。

この扉は最も古いと言いますか一番最初に用意した箇所ですので錆の状態が酷いものです。

溶接前後で2度手間にはなってしまいますが少しでも溶接しやすい様に事前にさびを落としておきます。

このラッチブラケットの周りはスペースが無くさび落としも難儀します。

数種類ある先の細いブラシビットを使い分けながら磨きます。

表面の場板金溶接する箇所は内側から流れた雨水でひどい錆でしたが、見える部分の錆はほぼ落ちました。

ほぼ錆も取れたところで縁の溶接に入ります。

この状態で溶接なしに進めることができれば歪が無い状態なので美しいのですがそうはいきません。

サイドドアパネル溶接・成形

裏側からサポートフレームを追加します。

周囲を点付けしながら少しずつ埋めていきます。

連続では熱が入り過ぎて歪みが酷くなりますのでランダムに分散させながら根気強く溶接します。 この方法では密閉することは不可能でピンホールが開きますがパテワークでカバーすることになります。

鋼板の面積が小さければ点付けをある程度連続で進められるのできれいな仕上がりになりますがこの大きさのパネルでは時々変形する音が聞こえてヒヤッとします。

溶接が一通り済んだら擦って角を成形します。

疲労困憊で画像無し(笑)

やはり歪みが出てしまいました。

前回の右側よりもひどいかもしれません。

この加工方法ではもうこれ以上歪を抑えることは不可能なので、加工方法を根本的から見直して作り直さない限りきれいなフラット面を維持することは難しいですね。

やはり鋼板を4方2回織り込んでパネルの形を出して裏にサブフレームを入れるか、モノコックで完結するドアパネル設計に変更する以外ないですね。

リアドアパネル・エンブレム(おまけ)

リアパネルがずいぶん賑やかになってきましたが仕上げにトヨタマークを!

エンブレム自体が平面になっているタイプを探して裏にある足を切り取ります。

このV6エンブレムの上に貼ります。

これでアイテムが出揃いました。

ナンバープレートガーニッシュASSYも多少曲がっていたのでネジ穴を修正して調整しました。

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