コンテナラック製作1-材料刻み・溶接

折角溶接機があるのでリサイクリングを仕分けしているコンテナを置くためのラックを作ることにしました。

以前は2×4材等を利用してラックや棚を作っていましたが屋外使用ではシロアリを寄せ付ける原因を作り3年もするとスカスカに。

これでは百害あって一利なし。

一方塩害地域なので金属製の棚も耐久性の問題がありいろいろ考えた結果、無垢の軟鉄で作れば木製や薄板のラックよりはきちんと塗装を繰り返せば長持ちするのではないかという結論に。

高速切断機ゲット

ハンドグラインダーでは大変なのでこんなものを入手しました。

リョービ C-12NAです。

直径305mmの砥石が閊える高速切断機をヤフオクで送料込みの3,000円で入手しました。

久々にヤフオクならではの掘り出し物をゲットです。 ここ最近は通販代わりにヤフオクを使うような場面が多かった気がします。

幅660mmx高さ1500mmx奥行420mmの3段ラックです。

30mmの定尺5500mmLアングルを3本仕入れてこれから切り出します。

刻みの算段

ワークを無駄なく切り出す組合せを求める作業を簡単にするために、今回はSeekというフリーソフトを使ってみました。

数学苦手なので手計算では時間が掛かりすぎます。

http://supermab.com/index.html

必要なワークの寸法と数量の一覧を入力して、材料リストを入力すると切り出しのパターンを提示してくれます。

数学の苦手な私には持って来いのソフトです。

刻み開始

Seekが算出してくれたコンビネーションをもとに切り出していきます。

ハンドグラインダーに比べて高速切断機は圧倒的に安全に安定して効率よく切断できます。 しかもこれが3,000円とは良い買い物でした。

砥石はある程度小さくなったものが付いていまして今回の作業は何とかこれで対応できましたが、更に小さくなってきましたのでそろそろ新しい砥石を準備しておいた方が良さそうです。 90度切りは問題ないですが、45度切りの場合は砥石の長さが足らないケースがあります。

さくさく切れます。

と言っても20本近くのワークを切り出すのはそこそこ時間がかかります。 しかもしゃがんでの作業は結構きついですね。

とりあえずすべてのワークを直角切りで切り出しました。 そこから斜め切りが必要なもののみ余分をカットします。

砥石が減って届かない部分があるのでスペーサーで位置合わせをします。

1時間ぐらいで刻み終了です。

長い材料は地面での作業は仕方ありませんが短いワークは作業台などの上で立った姿勢で作業したいところです。 台を作ればそれを収納するスペースが必要になるし、毎日の作業ではないので悩ましいところです。

組み立て

角を押さえる専用の直角クランプを使用して点止めをしていきます。

あまり軽くだと剥がれますのでそこそこの溶かし込みが必要です。

何度か崩壊しました(笑)

先ずは枠を3個作りました。

手持ちの溶接棒が1.6mmでしたが少々細いので帽の消費が早く溶接棒がワークから離れやすくふらふらしてしまいました。

本日のビード。

溶接棒を2.0にすればもう少し綺麗にできそうですが、まあ初めての溶接なのでこんなもんで勘弁してください。

柱と組み合わせて点付けしていきました。

で、いきなり組みあがり!

暗くなってきたので外面の仕上げの溶接は終わっていませんが内側の溶接はすべて終わりましたので強度は十分です。

土曜日にでも外面の仕上げ溶接をする予定です。

外面は1.6mmが丁度良さそうです。

作業中に足元がふにゃふにゃすると思ったら・・・

パッカーン!

新しい安全靴買わないといけないですね。

ココが取れると地下足袋履いてるような感触ですわ。

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コメント

  1. 一般的な100V家庭用コンセント(MAX15A)から電源を取っているとしたら、φ1.6mm溶接棒が限度だと思いますから、ビードも写真の様になります。
    30×30のアングルはt=3.0mmですから出来るだけφ2.0mm溶接棒を用いたほうが良いと思いますが、家庭用配線断面ではちょっと負荷が多過ぎで危険ですね。今後の事を考えて専用回線を引くことをお勧めします。
    暫くの間φ1.6mmで続けるには、こまめに開先を取る事をお勧めします。溶融池からの漏洩が少なくなり綺麗に仕上がります。

    それにしてもアングルのコーナー溶接って溶接長が3cm位ですから、溶接進行が「ちょっと安定したな」と思う間もなく終わってしまうので、余り習熟していきません。
    えっ? 私だけ?

    • Satox より:

      SUZUKIDのアイマックス60を使ってますが2.0まで使えるようですが手持ちの溶接棒が1.6デしたのでまだ試していません。

      工具小屋用に20Aの専用回線を用意してあるのでおそらく2.0でも大丈夫と思うのですが次回試してみます。

      そうなんですよ、30mmですと調子が出たかなと思う頃には端っこに。

      溶接工の孫なのでおじいさんが健在のうちに教えてもらえばよかったんですが・・・今更溶接はじめました。

      同じ材料で植木を置く縁台を奥に頼まれているので次回は2.0mmの溶接棒で作業してみます。

      今回は初めてながら十分かなと思ってます。

      溶接よりも立方体をまっすぐに組むのが難しいですね。 定盤があればいいのですがそんなに大きなのは難しいですからね。