なかなか進まないトレーラーカプラ配線用のリレーボックスの製作です。
前回はカプラーの車両側(オス)の配線製作と接続を行いましたがそこでストップしておりました。
配線延長プロジェクトでトレーラー用の信号ピックアップを用意しましたが更にコントロールリレーユニットとバンパーに取り付ける配線カプラーが必要です。暇を見て少しづつ工作を始めました。記憶力の悪い私は、熱収縮チューブタイプのテプラを活用してタグを付けました。更に圧着ピンを取り付けてからカプラーハウジング内で端子にねじ止めします。この様に収まりました。気が早いサトックスですが・・・まだブレーキコントローラーも搭載していないのにも関わらず、気分だけは電磁ブレーキ耐用仕様に。「組込予定」のシールも貼って... トレーラー配線カプラーコネクター - サトックスの備忘録 |
重い腰を上げて入荷済みのリレーボックスの組み立てに際して、In&Outリレーのピンアサイン確認作業を行いました。
調査
リレーはAL-12VDC-A-S40です。
85番ピンが+はBOSHスタイルと呼ばれるようですね。
このIn&OutのリレーはそのBOSHスタイルではないようです。
30 – Positive (+ Input)
85 – To SW + (+ Control Input)
86 – GND (-)
87 – To Load (+ Output)
調査の結果上記のようになりました。
ISOミニリレーのスペックを調査すると今回のリレーはType Bに該当するようです。
テスト
トグルスイッチを各種燈火からの+入力と仮定してテストしてみました。
リアバンパー取り付け前にあらかじめ用意していたリアコンビランプ延長ハーネスには既に各種燈火の信号を取り出す防水コネクターを用意してあります。
先日のGPSで購入したトレイルのリアバンパーの取付けが7月28日土曜日に決定しそれまでにリアコンビネーションランプの延長ハーネスを製作しました。1週間を切っていますので電気工事士の技能試験前日ではありますが間に合わせる為に作業決行です。この延長ハーネスは延長目的の他にもう一つ大切な目的であるトレーラー灯火コントロールの為の信号をピックアップすることです。材料矢崎総業 090型IIタイプの防水コネクタですが実は同じシリーズに2種類あります。 ランドクルーザーで使用されているコネクターは大きめサイズのシリーズ... リアバンパー用延長ハーネス - サトックスの備忘録 |
このコネクターから+信号を取込みリレーを駆動します。
更にService Bodyに搭載されるハイマウントストップランプと車高灯、並びに番号灯制御の為リレーボックスからService Body内に搭載される配電盤に接続予定です。
ここで、トレーラーカプラの為のこのリレーボックスは非牽引時には真拓使われないリレーにも拘らず各種燈火が動作する度に起動していますので劣化が心配です。 そこで、リレー機能を強制的にOFFに出来るスイッチの組み込み考えています。
Service Body方向へは信号の身を送り更に別のリレー2個でコントロールすればトレーラー関連がすべてOFFでも問題なく作動します。
一方でリレーを使用しないことによる劣化で、いざ牽引するときにリレーの動作不良も考えられますので、普段から動かしておくのと、必要時のみ動作させるのとどちらが得策なのかなかなか難しい選択です。
またリレーが入れ子になるのも無駄とも言えます。
燈火の系統ごとにリレーを組むのか、1つの系統に1つのリレーですべての負荷を動かし、予備のリレーを搭載しておくか悩みますね。
40A対応のリレーなので、差し当たり最低限のリレーですべての負荷を動かうことにして、不都合があれば分離独立させる方向で進んでみます。
ちなみにこれらの灯火類の電源は特装用サブバッテリーからではなく車両バッテリー側から直接取る予定です。
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