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サービスボディー製作15 サイドドア建具

本日の作業は順調に進みサイドパネルの建具の調整も一段落でした。

そう言えばもう12月ですね。

今年中には完成しないと次の仕事が入っているのでまずいことになりますね。

やっとここまで辿り着きました!

パネルに前回までに取り付けたラッチを操作するコントロールセンター取付穴を開けます。

開口部の角はR8なのでMコネの穴あけ用に普段使っている16mmのホールソーを使って4か所を開けて、その後にグラインダーで切り取りました。

ガイドドリルが顔を出しています。

4か所空きました。

グラインダーで簡単ですが切り抜きます。

当初は切り口が綺麗なシャーを使おうとも思いましたが刃が入りませんでした。

こんばんはサトックスです。久々に新しいツールを入手しました。 マキタのシャー! これはもっと早く手に入れればよかったと思う素晴らしいツールです。 サービスボディー製作プロジェクトで必要に迫られて入手することになりました。理由はシートメタルの切断です。当初は鋼板の納入業者にカットも依頼しようかと思っていましたが設計寸法通りで必ずしもぴったり合うとは限らず折角綺麗にカットされていても取り付け時に修正を入れることになっては意味がありませんので現場合わせで工作できるように道具を準備するこ...
マキタ シャー導入とオーバーホール - サトックスの備忘録

なかなか作業中の写真は撮影できませんがエスカワ社長のお陰で綺麗な写真が撮れてます。

ここ1カ月こんな作業を毎週末やっていると作業着が穴だらけで、腕は火傷だらけです(笑)

コントロールセンター付きました!

これは感動的でした。

もう少し大きいタイプでもバランス悪くなさそうですが遠慮してこのサイズにしました。

フラッシュサーフェースでなかなか綺麗に付いていますね。

本来はグリップ式のコントロールセンターにしたかったのですがデザインの好みの関係で今回はこちらのモデルに。 これ結構高価なんです。

早速針金で即席ロッドを用意して動作テストをしましたが少々渋かったのでストライカーピンとラッチの微調整を行い1時間近く要してしまいましたが右側のパネル作成開始前に出来る限りの調整をして失敗の無いようにします。

完ぺきではないですが実用上問題ない範囲でスムーズに開閉する様になりました。

これで左側のサイドパネルはほぼ仕上がりまして、残りは施錠装置のブラケット製作と設置調整のみです。

お昼休みを挟んで右側のサイドパネルに取り掛かります。

こちらは組み合わせや製作手順を理解しているのでスムーズに進みました。

水切りの取付けからスタートです。

先ずは溶接面を綺麗にします。

水切り板の位置を確認してシャコ万で仮止めします。

バイスはいくつあっても余ることは無いですね。

上下を固定してから左右のパーツを調整して溶接です。

この扉開放からの眺めが良いですね。

水切りもほぼ仮止めが終わりました。

位置関係は確定していますが前回の失敗がありますので本溶接はパネルを用意して確認してからにします。

フレームに歪みがありますので完全な長方形ではありませんでした。

恐らくジャッキでメインフレームの左右の歪みを取った際に前後の歪みが生じてしまった様ですので、その歪みに合わせてパネルフレームを組み上げましたので平行四辺形です。

部署ごとにある時は強めで溶接した方が綺麗に仕上がりますね。

あと母材のコンディションが良いと綺麗に仕上がります。

ドアフレームの仮溶接が終わったら水切りフレーム内に当てて形を確認します。

17時を回って辺りも暗くなってきましたのでパネルの切り出しは翌日に回して右側のヒンジ用のネジ穴を開けてステンレスブラインドナットを加工しました。

ヒンジをとりあえず取り付けておきます。

前後とも反対側と同様の位置で加工しました。

明日はパネルを完成させて建具の取付け・調整まで順調に進めれば右側も・・・

このような景色になるはずです。

出来上がったパネルフレームは明日までルーフに置いておきます。

真っ直ぐガタつくことなくフレームに横たわっていますので歪まずに組みあがったようです。

来週には構造変更前に一度神奈川トヨタまで持ち込んで状況と架装の全容の説明に行かなければならないので作業後に再度荷台に搭載します。

この時リアパネルとアオリ後端の隙間を埋めるパネルの採寸も済ませます。

扉の開閉が出来るようになると実感が湧いてきますね。

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