サービスボディー製作1 ベースフレーム

大変長らくお待たせ致しました!

やっと製作開始となりました。

実は設計はすべて完了していません。 躯体をある程度組まないと扉の取り合いや金具の取付け方法などがはっきりしないところがあるために逐次進めなければならない部分も有ります。 これは経験があれば先に進められると思われますが今回が初めての製作のため、不明なところは焦らずにその都度最終設計を行うことにしています。

第1回目は架装の基礎となるフレーム部分です。

納車から3年程お世話になったアオリカバーを外します。

更にアオリチェーンの固定式カバーもトルクスネジを緩めて外しておきます。

純正のスペアタイヤハンガーも取り外します。

この部分にベースフレーム自体は来ませんがその上に来るフロントフレームのベース部分との結合箇所になります。

(この時点ではフロントフレームぐらいまでは作業が進むと楽観視している説あり)

ちなみにここも取り付け後に塗装されていました。

錆びてはいませんでしたが後で塗装する手間がまた一つ増えました。

念のため採寸確認をしT6mmのLアングルを設計の長さで切り出します。

ちなみに設計図の寸法が子に時点で間違えていることが発覚

全長が1,603mmのところ1,630mmでCADを書いてましたので現場修正。

確認は大切ですね。

CADは後で修正することにします。

ピッタリ収まりました。

外側はOKです。

アオリの外側よりも2mm程内側に収まります。

予定通りで気持ちが良いですね。

フロント側のバルクヘッド部分の逃げ用の切り込みをピッタリ入りました。

鳥居固定用のネジ穴が2個ありますのでこれを活用するためにプレートを付け足します。

50mm幅の平板を切り出して延長します。

延長された部分にネジ穴を開けてフロントの側の固定ベースが完成です。

ネジ穴が丁度溶接ラインに被っています。

この位置の場合、溶接以外の方法で解決は出来そうにないですね。

更に最後部はアオリ止めチェーンのフック穴を活用します。

間に2箇所ボルト固定用の穴を追加して合計5か所にM10のステンレスボルトでキャノピーを固定する算段です。

結局午後いっぱいではここまでの作業で終了となってしまいました。

なかなかすんなりと進まないですね。

始めて作る物なので仕方がないですが、1本目よりも明らかに2本目は早く出来ました。

大した工数ではないのですが作業手順が工作方法を考えて、図面の間違いが無いか確認しながら進める作業は時間が掛かることをしみじみと感じました。

来週はフロントフレームぐらいは完成させたいところです。

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コメント

  1. 始まりましたね! どんなものが出来るのか楽しみです。
    (新)車に初めての新規の穴を開ける時って、心のどこかに抵抗があって結構勇気が要ります。でも最初の1本目だけで、次からは躊躇無くドリルを突き立てられますよ。
    すると「トヨタ車の素晴らしさ」に気が付きます。特に荷台の部分は鋼材の強度が高く、一般鋼用のドリルビットでは全く「歯が立ちません」。ボディーの他の部分はハイス刃でバスバス穴が明けられるのに、荷台の鋼板だけは超硬刃でないとあきません。
    私のハイラックス、穴だらけ!

    • Satox より:

      いやー、やっと始まりました。 構想からかれこれ2年。 設計開始から1年近くが経ってしまいました。 本来は6月に完成させる予定でしたが今年は電気工事士の試験と副業で半年は食われてしまいました。

      納車直後に天井に穴を2個開けてからはもうお構いなしになりました。 荷台の材料はなかなかしっかりしてましたが鳥居の穴の位置は結構いい加減でした。 左右で5mm以上の誤差が。 噂には聞いていましたがこれほど誤差があるとはびっくりです。

      12月中旬か最悪1月には車検なのでそれまでに完成させて構造変更してしまいたいところですが塗装まで間に合うか・・・

      完成の暁には是非ともクラフト親父様に見て頂きたいです! と言うか見せに行きたいです。