錆びの多いランクルですがこのままでは取り返しのつかないことになりそうなので昔ながらの方法で対策してみることにしました。
使うのは何の変哲もない亜鉛版です。
船舶などで一般的に使われているタイプで20×75×75サイズ500gです。
今回は5個仕入れて4個はフレームの4つ角に、1つはサービスボディー内に追加しました。
左前方のフレームには左ハンドル仕様のステアリングギアボックスを固定するネジ穴が開いていますのでこれを活用することに。
穴がM10よりも大きいので直接タップを切ってボルトで止めることができませんので13mmに広げてブラインドナットを使って固定します。
フレームよりも下側にはみ出ていますが特に問題ありません。
運転席側はステアリングギアボックスがありますので位置を変えて新たに開孔する必要があります。
なかなかこのフレームの開孔作業は簡単ではないです!
厚みがあります。
なんだかんだでどこの現場でも開孔に手こずると相当な時間を浪費してしまうことが多いです。
やはり刃物の性能って大切ですね。
ブラインドナットを入れるのも大変なので直接タップでネジを切りました。
この様にフレーム幅内にしっかりと収まりました。
リアは後端部分のサイドメンバに左右1個づつネジを切って直接固定しました。
これでランクルの錆の進行も遅くなってくれればありがたいです。
これだけでは保護できませんので改めてシャシのサビ取りと防錆塗装を専門業者にやってもらおうかと調査中です。
自分でできないこともありませんが業者にお願いした方が時間的に安い場合があります。
その間にほかの仕事が片付いたり、逆に遅れが生じなければそちらの方が効率が良かったり売り上げにつながりますのでDIYが常に安いとは限りませんね。
私の場合はコストを抑えるためというよりは納得いく施工を求めて信頼できる職人さんがいないという理由なのでもしそんな職人さんに出会えたらいろいろお任せしてみたいです。
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