日立乾燥機 DE-N55FX 異音修理

こんにちは、サトックスです。

2009年に購入してからかれこれ9年稼働している乾燥機、日立のDE-N55FX

4年目ぐらいでキュルキュルと異音が出始めてメーカーの方に訪問修理をしてもらいましたがここ1カ月また同様の症状が出始めました。

この乾燥機が壊れたらガス乾燥機を導入するつもりで家を建築した際に乾燥機用の都市ガスのアウトレットをすぐ横に設置しましたのでそろそろ切り替えたいところですが安いものでもないので・・・修理することにしました。

日立の修理受付に電話しようかとも思いましたが、家の奥は日本語が分からないので対応が少々面倒です。

しかもそろそろ退役予定の乾燥機に高額な修理代を掛けるのもねぇ、ちょっと考えものです。

かと言って、毎日使うものなので余り先延ばしも良くありません。

奥も困った様子ですのでここは・・・

いつも好きなことをやらせてくれる理解のある奥です、ちゃんと孝行しないとですね。

そこで自分で修理してみることに。

修理開始

予想では回転部分の清掃とオーバーホールで治りそうな予感なのでばらしてみることに。

先ずは裏板を取り外して目視点検。

中央の送風ファンの軸から錆の粉が出ています。

完全に油脂が切れて摩耗していますね。(洗濯物に脂分が移らないように無給油の可能性もありますが・・・)

ベルトを押さえているダンパーも剥がれてベルトの裏にあるべきものが表側に出てきています。

あっちもこっちも・・・

怖いですね、恐ろしいですね、ハイ、これ電化製品ね。

ファンの軸固定フレームを外すとガタがありました。

軸から粉が吹いています。

ダメだこりゃですね。

はい、作業中は常にこんな感じで頭の中が回っているサトックスであります。

演奏の仕事中以外は、仕事中もこんなもんですが。

原因発見

軸の固定に使われているナイロンワッシャーが潰れていました。

このワッシャーの不良により軸が傾いて異音が発生しています。

こんなになっています。

既にファン側のワッシャーは亀裂が入りちぎれています。

少々大きめのナイロンワッシャーをユニハードで入手してきました。

225円!

サイズは8.3x22x1.0 大里PC-427

軸の部分もパーツクリーナーで清掃します。

墨汁の様な汚れが出てきましてなかなか綺麗になりません。

何度も洗浄を繰り返してやっと汚れが出てこなくなりましたので、グリスを注入。

めくれ上がったベルトダンパーも清掃して両面テープを貼りなおして元の位置に固定します。

試運転

異音も消えてスムーズに回転しています。

修理完了!

これでもう2年ぐらいは持ってもらいたいものです。

おまけ

修理動画を製作してみました。

こちらも併せてご覧ください。

Honey Do! すぐやる!日立乾燥機DE-N55FX異音修理

追記

修理をして延命することも可能ですがその後は修理した箇所とは別のトラブルが間髪入れず発生したりすることもあります。

衣類乾燥機を2台体制で運用している方も少ないと思われますので保守機関の6年が過ぎたあたりから1回ぐらいは修理してそれ以降は新品交換するのが賢明かもしれません。

急な故障で1週間ほど待って修理を呼んでも修理不可なんてことも。

衣類乾燥機を日常的に使う家庭は乾燥機がダウンすると非常に困った事態になる生活パターンがある場合が多いのではないかと思います。

安いものでもないのでいざというときに焦らず購入できるように各社のモデルを並べてみます。

日立

パナソニック

東芝

スポンサーリンク


当ブログにお越し下さいましてありがとうございます。
ブログランキングに参加しております。
皆様の応援が励みになりますのでよろしければ応援クリックくお願い致します。
にほんブログ村 車ブログへ
にほんブログ村

シェアする

フォローする

コメント

  1. 甲斐聖 より:

    こんにちは。日立乾燥機DE-N55FXの修理公開ありがとうございます。この度、異音がするので修理をしようと分解をしましたが、軸の固定に使われているナイロンワッシャー二つの内一つを取り外す際、見過ごしており取り付け位置が分からなくなりました。一つはドラム内のフィルター側の軸ものでしたが、もう一つはどの部分に取り付けたらよいものでしょうか。ご存じでしたらご教授お願いします。2020.07.12

    • Satox より:

      こんんにちは。 コメントありがとうございます。
      確か2枚重ねでついていたように思いますが修理したのがしばらく前なのではっきりと覚えていません。 かすかな記憶ではドラムの内側はバラしてなかったと思います。 

      外した際にベアリング使わずにナイロンワッシャー2枚でフリクションをコントロールして一定期間で壊れるようにできているんだなと感じた記憶があるので2枚重ねだったとおもいます。

      2枚のうちダメージの大きい裂けているワッシャーはドラム側でした。

      ちなみにこの修理の後しばらくして音は多少出始めましたが2年以上経った現在でも問題なく動作しています。

  2. noby より:

    情報参考になりました
    ありがとうございます
    日立のDE-N35FYでファンの軸受けが磨耗してがたが出来て電源を入れても直ぐに止まりました
    メタルベアリングを注文して交換する予定です