6月15日(木)、仕事の後帰宅後明日のボディー磨き・コーティング再施工の本作業に前以て2時間ほど準備作業を行いました。
実はコーティングが完成していなかった
2015年1月の納車以来、ガラスコートは3回ほど施工していましたが、初回はあくまで本作業までの時間稼ぎが目的の保護コートでした。 その後本作業がそのまま遅れて保護コートの補強と汚れた部分を局所的に磨いてコーティングする状態が続いていました。
理由が車体ががデカ過ぎ!
これに尽きます。
なかなか一人では作業が終わらず、部分ごとに進めて聞くことになり結果的にいつまでたっても完成しないのです。
しかも露天駐車に塩害があり、塗装面の劣化は思いがけず早く気ばかりが焦ります。
もう一つの完成しない理由
完成しているかどうかにかかわらず、自分が完成と思えない罠。
勿論磨けばすっきりと綺麗になりますが、その後運転席に座り目の前のエンジンフードを斜めから眺めると曇って見えます。
特により街路灯の光の反射を斜めから見るとよくわかります。
表面のすこし内側にに油が浮いたように曇って見えるのです。
この時表面はきれいに透き通ている感触です。
結論から言うとトヨタのホワイト<058>の特性です。
このホワイトはスーパーホワイトIIの様な透き通った白ではないのです。
私が22年前に初めて乗った車がGS130のトヨタクラウンで正にスーパーホワイトIIでした。
この白やその後に乗ったセドリックのピュアホワイト<#621>が心のどこかで基準になっておりその白の輝きを追い求めていたことが今回の納得がいかない悩みの原因でした。
これに気付かず自分の施工がわるいのかと思い込み何時まで経っても心の中で完成しないのですっきりしなかったのです。
信頼できる仲間
今回は結論を得る前から上記の様な事に自ら気が付き始めてはいましたが、最後の一押しをしてもらうべく、信頼できる仲間にお手伝い、と言いますが指導をお願いいたしました。
なかなか忙しい方で平日に予定を入れてもらえるように金曜日に休暇を入れて作業に当たることにしました。 当日時間を有効活用できるようにその前にできることは済ませてしまいます。
下準備開始
再販ランクルはフロント窓がセラミック接着になっていますがその周りのゴムのシールの中に水が溜まったり、ゴミや砂が溜まります。 また、そこから流れた錆水がワイパーアームカバーの下には流れこみますのでその中の状態が気になります。 勿論Aピラー基礎部とワイパーアームカバーの隙間の汚れも結構目立ちます。
先日直した錆の件もあり心配なのでワイパーアームカバーを外して点検清掃することにしました。
作業開始
整備書によると手順としては次の通りです。
- ワイパーを外す
- カバーのネジを外して、カバーを除去
- 中にあるプラステックのダクトカバーメッシュを2個外す
一番最初の工程でいきなり錆発見です。
運転席側だけサビていました。 この車なぜか運転席側がよくザビます!
フューエルキャップのネジやあおりの固定ネジ、ドア周りもすべて右側です。
この後ワイパーリンクカバーを留めているねじをエンジンフードの内側から外して前側おもち上げ引き出して後ろ側にある嵌合をかわし、その後に後ろ側を持ち上げて窓に沿わすように引き揚げます。
結構汚れていますが、この程度は大したことではありません。 洗えば綺麗になります。
これは右(運転席)側のワイパーアームの取付けネジ部分ですがトップも腐っていますが周りも結構錆が出ています。
斜めに見るとその先にあるダクトメッシュカバーもさび色になっています。
開けてみると、やはり・・・
この有様です。
丁度ワイパーリンクカバーを留める嵌合クリップ部分に水が伝って落ちる先に丁度ワイパーアームの頂点がありそこがバサバサに腐っていました。 更にその水がリンクを伝って左右に分かれて流れていますので裏側が錆でした。
これは完全に設計不良ですね。
今回は、錆をサンドスポンジである程度除去してソフト99の赤サビ転換防錆剤を塗りこんで対処しました。
この調子だと見えない部分の錆の状況が気になりますね。
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