TM-D710ファームウェアアップデート Ver.2.02→Ver.2.03
まず先にメモリー編集ソフトのアップデートもありましたので、そちらを。
その後メモリーと設定情報の書き出しと保存をしてから、本体ファームウェアとTNCファームウェアのアップデートを行います。
● 今回のアップデート内容
・ Ver.2.03→Ver.2.10 (2011年5月20日)
1. 受信局の方角が表示されているときに、【F】、【N/H】を押すと「ノースアップ」(常に北を上に表示)、「ヘディングアップ」(常に自局の進行方向を上に表示)と交互に切り替わるように仕様を追加しました。
(TM-D710/S, RC-D710)
2. ステーションリスト画面で【TOP】を押すごとに、カーソルコントロール動作が「追従方式」(常に同じ局に追従)、「固定方式」(常に最新の局に固定)と交互に切り替わるように仕様を追加しました。詳細表示中でも同じキーを押すことで同様に切り替えができます。
(TM-D710/S, RC-D710)
3. ステーションリスト詳細表示中に、相手局までの距離や方角の表示が常に更新されるように仕様を追加しました。
(TM-D710/S, RC-D710)
4. メッセージの入力画面で【PASTE1】~【PASTE4】が表示されている場合、ペーストするユーザーフレーズの内容をプレビュー表示するように仕様を追加しました。
(TM-D710/S, RC-D710)
5. メッセージの割り込み表示中に【READ】を押した場合、「既読にして周波数表示に戻る」から、「既読にして受信メッセージの詳細表示に移る」ように仕様を変更しました。
(TM-D710/S, RC-D710)
6. メッセージの割り込み表示中に【REPLY】を押して返信メッセージの編集モードに移った場合、メッセージを既読にするように仕様を変更しました。
(TM-D710/S, RC-D710)
7. [メニューNo.610:STATION ICON]で、[OTHERS](その他)を選択した場合でも、アイコンとオーバーレイキャラクターが表示されるように仕様を変更しました。また、表示可能なアイコンを、25種類から57種類に追加しました。
(TM-D710/S, RC-D710)
8. [メニューNo.611:BEACON TX ALGORITHM]で、[INITIAL INTERVAL](ビーコン自動送信間隔時間)の最長時間を[30](分)から[60](分)に変更しました。
(TM-D710/S, RC-D710)
9. [メニューNo.612:PACKET PATH]で、[TOTAL HOPS](中継段数)の最小値を[1]から[0]に変更しました。
(TM-D710/S, RC-D710)
10. [メニューNo.615:WEATHER STATION]で、[TX INTERVAL](気象データの送信間隔)の最長時間を[30](分)から[60](分)に変更しました。
(TM-D710/S, RC-D710)
11. [メニューNo.625:INTERRUPT DISPLAY]で、[DISPLAY AREA](割り込み表示エリア)の設定に[ENTIRE ALWAYS](常に全画面)の設定値を追加しました。
(TM-D710/S, RC-D710)
12. [メニューNo.625:INTERRUPT DISPLAY]で、[DISPLAY AREA](割り込み表示エリア)の設定が[ENTIRE ALWAYS](常に全画面)のとき、自局パケットを中継したデジピーター局のコールサインなどの情報を割り込み表示するように仕様を追加しました。
(TM-D710/S, RC-D710)
13. [メニューNo.625:INTERRUPT DISPLAY]で、[DISPLAY AREA](割り込み表示エリア)の設定が[ENTIRE ALWAYS](常に全画面)、および[ENTIRE](新しい局の場合は全画面)のとき、割り込み表示画面の中に受信した局の距離と方角を表示するように仕様を追加しました。
(TM-D710/S, RC-D710)
14. [メニューNo.625:INTERRUPT DISPLAY]で、[INTERRUPT TIME](割り込み時間)の設定を追加しました。[INFINITE](常に表示)、[3]、[5]、[10](秒)の中から選択できます。
(TM-D710/S, RC-D710)
15. [メニューNo.630:SMARTBEACONING1]の設定で、HIGH SPEED(高速速度)の最大値を、[70]から[90]に変更しました。
(TM-D710/S, RC-D710)
16. GPSレシーバーを接続している場合は、電源をON した後にはじめて測位をした時点で自動的に日付や時刻情報が設定されるように仕様を追加しました。
(TM-D710/S, RC-D710)
17. 内蔵TNCと操作パネル部のCPUとの通信にエラーが発生したとき、内蔵TNCが自動的にリセットされるように仕様を追加しました。(内蔵TNCのファームウェアも、Ver.1.02へのアップデートが必要です。)
(TM-D710/S, RC-D710)
18. 受信局リストの情報が通常と異なるEEPROMのデータ領域にバックアップされ、APRS関連のメニュー設定が変化する場合がある不具合を修正しました。
(TM-D710/S, RC-D710)
* 追加、変更された機能の詳細は、改訂された取扱説明書をご参照ください。
● 今回のアップデート内容
・ Ver.1.01→Ver.1.02 (2011年 5月20日)
1. 内蔵TNCと操作パネル部のCPUとの通信にエラーが発生したとき、内蔵TNCが自動的にリセットされるように仕様を追加しました。
(操作パネル部のファームウェアも、Ver2.10(以降)へのアップデートが必要です。)
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