ガス溶接技能講習

こんばんは、サトックスです。

本日無事2日間の講習を終えガス溶接の資格を入手しました。

ここ最近はアーク溶接機で色々と工作をして便利さを感じていましたが基本的に同じ厚みの材料同士を溶接する内容が殆どでしたので案外うまくついてしまっていました。

セキュリティーカメラシステムのお仕事で専用の金具を製作する際に厚みの異なる材料を溶接する機会があり温度調節を細かくするのが難しいアークに比べてガス溶接はトーチの動きでリニアに温度調節できるのが便利そうかなと思っていました。

この点実際に経験してみてよくわかりました。

これは薄板の溶接などでも便利そうです。

このところ計画設計中のランクルのBed Capの扉の表板とフレームの溶接何かにも使えそうです。

アークよりもこの溶加棒を足しながら整える溶接、結構好きかもしれません。

何より感動したので母材のみの溶接。 初めてでもビードの模様も大変綺麗に安定してできました。 これなら見える部分も削らずに使えそうです。

コチラは溶加棒無しトーチのみの溶接ビード。

裏側から別の実習をしましたので周りが荒れていますが、当初はびっくりするぐらい綺麗にできて感動モノでした。

コチラは更に裏返して溶加棒を差しつつのトーチ溶接。

アーク溶接と違ってスパッターが無いので後処理が楽そうです。

ガス溶接と言えば溶断ですね。

あれほど真っ直ぐに鋭く切れるとは想像もしていませんでした。

電気も良いけどガスも良さそうです。

ただ問題は毎日使うものではないにもかかわらず可燃性ガスと支燃性ガスを保管・管理するのが自宅では心配ですね。

ボンベを40度以上にならないように保管するには、ツールシャックでは真夏では難しそうです。

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コメント

  1. 私も現在使用している半自動溶接機でアルゴンガスを使用してMIG溶接をやりたいと考えています。更にTIG溶接に発展したいと思っていますが、やはりガスの維持管理がポイントですね。( アルゴンガスは不活性なのでアセチレンよりは遥かに扱いが楽ですが )

    それにしても色々な資格をお持ちですね~ 凄い!
    土木一筋45年の私が持っていても不思議はありませんが・・
    ちなみに公道走行用の大型特殊自動車の免許は、講習なしで直接技能受検しました。大昔の話ですが、試験官が隣に乗り道順を次々と指示してくれました。いい時代でしたね。

    • Satox より:

      折角今お使いの溶接機でガスが使えるのであれば、早速試してみる価値はありますね。

      手棒溶接では棒の交換が多くて長い距離を走るのには不向きなので半自動が欲しいところです。 極力溶接せずに済む方法で設計すればいいのですが・・・ ランクルの荷台に搭載するコンパートメントの扉を作るのに縁を折ることが出来ないのでどのような処理にしようか悩んでいます。 いつもの通り削って板金塗装してしまえばわからなくなるので誤魔化す方向で行こうかと・・・

      仕事で使う資材を加工するにはゆっくり時間をかけることが出来ないのでガスの半自動は魅力的です。 次の作品は大物になりそうなので作業時間とのバランスが気になります。

      CO2やArであれば温度管理だけで心配なさそうですが、C2H2の保管は住宅地ではちょっと心配なのですがガス溶接もできると何かと便利そうです。

      土木一筋45年とは尊敬します。 まさに筋金入りですね。 子どもの頃は土木の仕事をしたくて毎日のように職人さんの仕事を邪魔しては見学させていただいていました。 たまにお手伝いさせていただいてすごく良い経験になりました。 今でもその時に親方から要所要所で教えていただいた習った「段取り」と「片付け」はすべての仕事で役に立っています。 でも体力が無かったので土木の仕事には行けませんでした。

      免許関係の仕事をしているので1種免許はすべて教習所で取って教え方を盗んできました。 免許の追加の際に試験場で「佐藤さんまさか教習所じゃないよね?」と散々からかわれてきたので去年初めての2種免許は試験場で受験して1回で合格でした。

      そろそろ100Vの溶接機もくたびれてきましたので新しい溶接機が欲しいところですが屋外作業しかできないのでTIGは諦めてノンガスとガスもできる半自動にしようかと悩んでいます。