新型ハイラックス試乗してきた!

昨日10月21日、生憎の空模様でしたが、庭のコケ掃除をちょろっとしてから奥と一緒にランクル79を購入したディーラまでハイラックスの試乗に出かけてきました。

先ずはZの試乗車がある平塚のディーラーへ。

おー、居ました!ハイラックスのピックアップ。

なんだか3年前の夏の日を思い出させてくれます。

これを見た瞬間に、今まで気にはなっていても買うとはこれぽっちも思ってなかったランクルでしたが、一気に欲しくなってしまいました。

ハイラックスは前から見るとそれほど大きく感じませんが・・・

後ろから見ると、一瞬フルサイズピックアップの様な佇まい。

ベッドの高さがあるので余計にそう感じるのかもしれません。

私のランクル79と比較しながらの私のインプレッションを書いてみます。

大きさ

ハイラックスの車体寸法は、5,335 L x 1,855 W x 1,800 H
ランクル79の車体寸法は、5,270 L x 1,770 W x 1,950 H

ランクルに比較してそれぞれ+65/+85/-150

全長はリアパンパーが装着されている分長くなることを考慮するとボディーサイズはほんの少しだけ短いと言ったところでしょうか。 ちなみにホイールベースは3,085mmでランクル79に比べて-95mmです。

横から見るとフロントアクスルの位置が随分後退しているような印象。 V6エンジン搭載のランクルはほぼフロントミッドシップに分類されるようにエンジン中心はフロントアクスルのよりも後ろにあります。

はボディー部分の幅広感はそれほど感じませんでしたが、サイドミラーから見えるリアフェンダーの膨らみと言うか張り出し具合が結構気になりました。 狭い道ではうっかり擦ってしまいまそうです。 ランクルピックアップではフロントフェンダーが一番幅が広い部分なのでそこがクリアできれば後は真っ直ぐに狭いままなので案外気にならず運転しやすくなっています。

高さは-150mm。 外観からはそれほど違いは感じられないぐらい存在感があるデザインですが、後部座席に乗り込むとその違いをしっかりと感じます。 天井低いです。 私は首が長いので天井に髪の毛が当たるか当たらないか、三本先生の言葉をお借りするとすれば「拳骨1つが横にして入る程度」です。 この点は大きいですね。

肝心な荷台、第一印象はランクルより広い!感じがしたが実は・・・

ハイラックスの荷台サイズは、1520L x 1535W x 480H
ランクル79の荷台サイズは、1520L x 1600W x 400H

数値上はランクルの方が大きいみたいですが見た感じはハイラックスの方が広々しています。 恐らく下の吊り下げ式スペアタイヤが荷台に下にあるのでそう感じるのかもしれませんね。

室内

デザインは最近のトヨタの乗用車そのものです。

私の第一印象はなぜかWISH。 今知りましたが先週の13日でWISHは販売終了したんですね。 知らなかった。

メーターも見やすくて質感も悪くないです。

運転席からの視界も良くダッシュボードも比較的水平基調なので前方の距離感もつかみにくいことは無いですね。

但し透過照明の色調がブルーなのは嫌いです。

この冷たい感じが車としてのWelcome感を台無しにしています。

フロントシートは奥曰くサポートが程よくありランクルよりも良いと言っていました。 確かにそれは感じました。 ただ座り方はアップライトなランクルとは異なり、ハイラックスの伝統の足を前に投げ出すようなスタイルです。 普通に乗るには悪くないですが、悪路走行では・・・ですね。

気になるヘッドレストは最近の傾向で前傾していますがそれほど極端では無いので許容範囲です。 ランクルでは舗装路走行でも車体が揺れるたびに後頭部がヘッドレストに押し出されて大変なことになっていましたが、ハイラックスはその心配はありません。

フロントシートの頭上空間は十分にあり快適です。 サンルーフが無いのに後ろに行くにつれて天井が下がってきます。

細かいところですが、内外気切替ボタンのアイコンがちゃんとトラックになっています。

試乗

今回の試乗車は上級グレードのZです。

エンジンを始動してアイドリング。

静かで振動も随分抑えられてます。

218dと比較してもアイドリング振動はハイラックスの方が少ないぐらいです。 室内での騒音はエンジンの調子が良くて劇的に静かになった状態の218dに来ラベルと煩いですが、通常の状態で比較するとほぼ一緒か静かな印象です。 ステアリングにはほとんど振動が伝わってきませんでした。 ラダーフレームの恩恵でしょうか?

ドライブにシフトするとトルクが掛かった瞬間に左が上がるような感触が。 なんとなくアメリカンピックアップのそれの様です。 ランクルはマニュアルなのでその感覚は無いんですよね。

走り出すと、何しろスムーズ。

まず最初に感激したのは小回りが利くこと。 良く曲がります。

最小回転半径は6.4m、ランクル79から乗り換えるとこの差は圧倒的です。 またステアリングは軽すぎず、でもストレスなく回せるようにアシストがしっかりしているので楽ちんです。

ブレーキもしっとりと効いて、ガッツンブレーキにならないように止まり際のコントロールもちゃんとドライバーにさせてくれます。

乗り心地は◎! もうなんだか130系のクラウンに乗っているかのようなあの大らかな揺らぎを堪能できます。 最近の乗用車の様なあのせせこましい振動とは無縁の世界です。 BMW218dに乗っているせいか余計に感じるのかもしれません。 かと言って操舵感はしっかりしてますのでご安心を。

6速スーパーインテリジェントATは3速目までの変速は普通に感じることができますがその後の変速はよっぽど気にしていないと感じないぐらいです。 ECOモードにすると以前乗っていた50系のセンチュリーの走り出しの様で結構好きなタイプです。 変速機からのノイズやうなりは感じませんでした。

試乗の際の燃費は11.0km/L程でした。

タンク容量は80L。 これだけあれば結構な航続距離ですね。

私の79が平均燃費で6.5Km/Lですので、満タンで800km程ですのでハイラックスは同等かそれ以上無給油で移動できしかも燃料代は半分ぐらいでしょう。

奥も試乗の間ずーっと言ってました、”No fender Mirrors”

やっぱりフェンダーミラーが簡単に付けられないのは残念です。

ドアミラーが見にくい訳ではないですが・・・

感想

この車は良いです!

もし去年218dを通勤車として購入していなければ、たとえピックアップトラックが2台になっても購入していたと思います。 ピックアップと言えども乗り心地も良いので乗用車替わりとして使えます。

では、ランクル79とトレードするか?

これはやっぱり79は別格です!

Xグレードが凄く気になります。

あのクローム装飾を排したグレードですね。

どうしても見たいので厚木店にある展示車を見に行ってきました。

その様子はこちら


新型ハイラックスカタログ

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コメント

  1. 「小回りが利くこと。 良く曲がります。」
    のインプレッションには驚きました。流石のランクルピックアップ乗り、最小回転半径 7.2m の世界は想像できません。
    確かにエンジンと走りは素晴らしい物がありました。
    私は一回り小さい車からの試乗でしたが、一回り大きい車からの感想はかなり異なっていますね。
    しかも X と Z の両グレードに試乗したって凄いですね。

    • Satox より:

      今回試乗したのはZグレードのみです。 Xグレードは実車を見に別店舗に寄ってきました。 ランクル79に慣れるとそれほど不便を感じなくなりますが・・・でもたまに普通のトラックに乗るとやっぱり違いを実感します。
      でも運転しやすさは79ですかね。 ボディー形状が分かりやすく視界も抜群で何より運転姿勢が楽です。 でもお財布が楽なのは圧倒的にハイラックスですね!