6月半ばから気が付いたら湿度は3%に落ちていました。
流石にこの蒸し暑さで室内の湿度がエアコン稼働時に65%前後の数値でありながら屋外がひとけた台はあり得ないので、間違いなく故障です。
温度計と湿度計は一体になっていますのでアッセンブリー交換となります。
部品調達
eBayで比較的手ごろな価格のSHT31を発見しました。
こちらが新しいSHT31です。
72.90英ポンドで送料が6.90英ポンドでした。
比較的お手軽価格で良かったです。 しかも1週間で届きました。
見かけはほぼ一緒ですが・・・
バージョンを見ると新品当時から搭載されているセンサーが2009年のREV COでした。
新品は2015年REV Aです。
交換開始
まずはレインコレクターを外して、ネジを3本緩めます。
本体のカバーを外して一番右側のモジュラープラグが温度湿度計のケーブルです。
ここを外して背面の穴から線を抜き取りネジ3本を外してハウジングケースを下に抜き取ります。
ちなみにこのハウジング、名がねじ3本で一番下のトレイを固定していますの間のトレイ4枚は重なっているだけで連結固定されていませんので養生せずにネジを外すと正に空中分解します。
ハウジングはこのよう見汚れていました。
一番上のお皿にセンサーが下を向いて付いている状態です。
(写真は上下逆にしています。)
砂が溜まっていますね。
地上から9mでもこれほど溜まるんですね。
センサーの台座はハウジングの座室とは異なり結露しにくいような表面のザラザラした素材になっていました。
洗浄して・・・
新しいセンサーを組付けました。
空中分解しないようにあらかじめ養生してから上に登って取り付けます。
ネジはレインコレクターの土台の部分に下を向いて刺さっていますので作業は簡単です。
ケーブルを後ろから回して穴を通してコネクタに差し込みます。
下に降ります。
ちなみに、
その後防水用のスポンジを忘れずに押し込んでください。
私はうっかり忘れて、地上に帰還して脚立を片付けた後に腰袋にあるごみを発見、ゴミではなくて防水スポンジでした。
気が遠くなりましたが・・・
ハイ、またお店を広げて再度登って押し込んできました・・・
もうクタクタ。
でも綺麗な夕日が見れたので良しとします。
動作確認
接続後2分ぐらいで受信パネルでも数値が83%と表示されWeather Displayでも問題なく記録されています。
次のアンテナメンテナンスの際には本体は梯子で届く高さに変更する予定です。
このカメラの上あたりが良さそうです。
レインコレクターは鳥の糞で詰まることが多いので頻繁に掃除する必要があります。
去年こんなこともありましたので・・・
2011年に稼働開始してから7年も問題なく動いてくれたので十分優秀でしょう。
本体のカバー兼ソーラパネルになっているパーツは樹脂が劣化してサクサク状態でした。 まだ充電は十分にされているようですがこれもそろそろ交換の必要がありそうです。
毎度の如く手元の協力を頂いていますエスカワ電装社長には感謝しかありません。
一人ではこの作業は大変です。
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コメント
素晴らしい物をお持ちですね!
私も家の中にいながらその時々の風向風速を知りたくて、設置を希望していながら未だに実現していません。ただDAVIS社のヨット用の風見は数十年愛用しています。
→ https://www.davisinstruments.com/product/telo-cat/
奇遇ですね、同じような機材をお持ちとは。
2011年以来稼働していますが流石に樹脂パーツは劣化してきましたが問題なく動いています。 毎日年中優にさらされている割には信頼性の高い商品と思われます。
これをサーバーに接続してアマチュア無線のネットワーク経由で定時送信していますので自分がモービル移動中でも関東南部と都心エリアを中心にデジピーターのある地域であればどこでも受信することができます。