Bacula Server データーベースリセット

Bacula Serverを運用し始めて1年が経過しました。

2台のサーバーが稼働していますがセカンダリーのサーバーにBacula Serverを稼働させてプライマリー(リモート)とセカンダリー(自身)をバックアップしています。

3TBのUSBHDDをマウントし専用保存先としていましたが容量が切迫してきましたので4TBのUSBHDDを追加し保存先を変更することにしました。

これまでのバックアップを移行して引き続き運用出来れば最善なんですがHDDの容量がフルになった時に書き込みが出来ずにエラーになって以降トラッキングが崩れてしまったようで継続できなくなりました。

解決策を探すのも手間がかかるので新規にデーターベースをリセットしてスタートオーバーすることにしました。

DBリセット手順

  1. Bacula serverのbacula DIRとSD、FDのデーモンを停止
  2. phpMyAdminから既存のbacula DBをリネームして差し当たりの退避保管し
  3. phpMyAdminから新規でbacula DBを作成
  4. mySQLユーザーのbaculaに新しく作成したDBのアクセス権(これまでと同様)を付与。
# systemctl stop bacula-dir
# systemctl stop bacula-fd
# systemctl stop bacula-sd

新規で空のDBが用意出来たらテーブルの作成に入ります。

# /usr/libexec/bacula/make_bacula_tables mysql -u bacula -p
次の情報が帰ってきます。
Making mysql tables
Enter password:
Creation of Bacula MySQL tables succeeded.

これで新しいDBの中にテーブルが作成されました。

この後Bacula DIRとSD、FDのデーモンを起動します。

Baculamから最初のバックアップJobを起動して動作確認で問題なければ無事DBリセット完了です。

SQLのDBサイズも843.7KBになっていました。

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