フリーホイールハブ損傷

実は私のランクル79、納車当初からまっすぐ走らず極端に左に流れる現象があり、何度と無く修正を繰り返してきました。

最終的な理由はタイヤにありました。

車体、駆動装置、舵取り装置、更にホイール自体にはまったく問題は無くタイヤのここのバランスの相性で症状が出ており、一度バランスの悪いタイヤ1本を新品交換しましたがあまり効果がありませんでした。

入庫するたびに傷が…

余りに気になるので去年の12月、車検の際に今一度タイヤの組み直してもらったのですが、その際下請けタイヤ業者がホイールの脱着を行った際にフリーホイールハブの筐体に無数の引っかき傷をつけて返してきました。

確かにランクルのリングホイールは重たいので擦らずに養生無しで脱着するのは不可能です。

ホイールをハブに乗せる前からガシガシやって居るのがよく分かります。

以前はディーラーのメカニックが作業してので養生テープをハブに巻いてから脱着した形跡があり傷は一切付きませんでした。

まあ、後輪空気圧3.0kg指定のところを5.0kgで充填している時点で完全にトラック扱いしていたことが分かりますので、もう信用ゼロですね。

おそらくナットの締め付けトルク管理もめちゃくちゃと思われます。 ランクル79の締め付けトルクは209N.mですのでいわゆるリングホイールタイプのトラックよりは弱めです。

ディーラーにて補修

こちらはディーラーもさすがにひどい状態と言うことで左右共に新品交換してもらいました。

これでピアノブラックの綺麗なハブが戻りました。

ある程度の傷は仕方ありませんが手順を踏めば防げることを、思い込みによるユーザーレベルの決めつけで「こんなもんでヨシ」と勧めてしまうのは感心しません。

これが乗用車ならまず起きなかった事案ですね。 或いはアルミホイールだったらもう少し作業員の感覚も違ったのでしょう。 トラックしかもリングホイールの組み合わせ、リースの2トンダンプと同じように扱ってしまう作業員の気持ちも理解できなくも無いですがホイールの磨き具合見りゃ分かるでしょ。

ほんとにランクルの整備を通して最近の整備に携わる人間のレベルと言うかプロ意識の低下を思い知らされます。

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