バンパ-パーツの準備も整いましたので取付に進みます。
このような作業はゆっくりできれば嬉しく楽しいものではありますが、このところ以前にもまして多忙なサトックス、これ以上トラックを運用できない状態にしていると仕事が溜まっていき顧客にも迷惑が掛かりますので早めに仕上げることにしました。
趣味だけの車であればこれも楽しみなんでしゅおけど、ゴト車になってしまったランクルはそう言う訳にはいきません。
まあ、金食い虫より金を生む車でいるのも悪い事ではないですね。
塗装工場から引き揚げてきたバンパーは一晩雨に降られて汚れてしまったので綺麗に洗ってから作業に取り掛かります。
簡単に終わるかと思いきや1日がかりになってしまいました。
バンパー自体の取り付けは比較的すんなりでしたが配線作業に随分と時間を取られました。
バンパー取付作業
一度バンパーを搭載して位置関係と取り合いを確認します。
高さはシムで調整します。
今回は追加のシムをモノタロウで調達しました。
仮止めしつつネジを閉めこむ順番を調整しながら最適な位置を探します。
個体によって誤差のある車と一度取付されたことにより多少の変形があるバンパー自体をすり合わせていきます。
ちなみにネジ穴はすべてタップ溝を綺麗にメンテして防錆措置をしてからネジを入れます。
横から見るとこのように変形しながら馴染んでいきます。
そしてこの様にねじが無理なく収まります。
この後チリを確認して8か所で締結して作業終了です。
この様にすんなり納まりました。
なかなかキッリトとして見えます。
この角度からがすごく素敵に見えますね。
バンパーコーティング施工
艶消し黒塗装のバンパーを綺麗に維持するために常温液体ガラスコートを施工します。
通常使用しているガラスコートではどうしても村が出てしまうマットカラーなので今回は違った薬剤を試します。
いかがですか?
素晴らしい仕上がり!
しかも効果が長持ち。 というかほぼ永久です(笑)
艶消し塗装は光らせれば良い訳では無く、一方で曇らせてもメンテナンス性が悪くなので非常に難しいですね。
これで新車のような印象を常に醸し出せそうな気がします。
ナンバープレートブラケット取付
よくよく調べるとこのブラケットは再販ランクル70の純正ウインチ付き車の純正ブラケットですね。
普段はネジは錆びないようにステンレスに変更したりしますがこのナンバーのな時だけは違います。
モノタロウで仕入れる純正風というか陸事風のネジです。
これを使うと新車に見えます(笑)
最近は面倒なのでナンバー隠すのやめました。
これを隠したところでこの車に乗っていればすぐに誰だかバレますからね。
この様に微妙な位置関係できれいに納まっています。
もし曲がったら純正品で対応できるのが素晴らしいです。
ただしスペーサーの加工は必要です。
ウインカー・スモールライト配線
実は今回これに相当時間がかかりました。
結局この状態に。
これまでバンパーや塗装作業ではカバーを取らずに何とか済ませていましたが最後の配線作業でこうなりました。
これなら初めからこうして作業したほうが効率よかったです。
しかもバンパーを組付けた後にフェンダー回りをばらそうとするとバンパーが干渉してクリップが外せません。
ついでにアンダーミラー(通称ガッツミラー)の取り付け部分も分解清掃しました。
それにしてもガッツミラー・・・うっかり英語でフィストミラーとか呼ばれなくて安堵してます(笑)
コーティング施工完了!
ミラー自体も清掃してコーティング施工しました。
このような些細なメンテナンスも積み重ねるとその後の違いにつながりますね。
フロントカメラはこちらに設置。
スモールとウインカーのハーネスを防水コネクタを使って製作中です。
配線のアサインです。
今回もエスカワ電装社長の登場です。
何故かいつもよりも時間がかかりました。
暑かったからかな?
こちらがトレイルバンパーの燈火類のハーネスコネクタです。
フォグライトのハーネスは純正品をそのまま流用しました。
やっと左右のハーネス加工が完了してライトの取り付けです。
この中でうまくハーネスを遣り繰って装着します。
やっと完成です!!
最後はエスカワ社長が業務多忙の為時間切れで撤収。
ライトの取りつけと配線整理は一人で何とか完了し運用可能な体制にこぎつけました。
細かい配線整理はもう少し手を入れる余地がありますので後日ゆっくり手を入れます。
バンパー完成
やっとすべての作業が終わりました!
この瞬間が満足ですね。
この眺めがすばらしい!
メッキグルトの相性もいいですね。
ドベグレード愛好者としては当初素地グリルに入れ替えようかとも思いましたがこの状態も純正感が残って逆に良いかも知れません。
後はウインチカバーの中に何を入れるかですね・・・
差し当たりドライバーユニットが入っていますがウインチを取り付けると新たにドライバーユニット用ブラケットを製作しなければならなくなりますね。
いつになることやら・・・
一先ずバンパーの入手からレストア、取付まで終わりました!
34,485Km バンパー取付
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