前編に引き続き、後編はボディーの清掃、磨きとコーティング施工です。
外せるものは外しておく
先ずはフロントのマッドガードとリアのホイールハウスカバーを外します。
フロントのマッドガードには両面テープが使われておりました。
これがまた剥がしにくいタイプで綺麗にするのに難儀しました。 この手の作業に時間を取られてなかなか工程が進まなくなります。
この両面テープ後の清掃も手間ですね。 しかも塗装面も何故か荒れていました。
この部分は新車から一度も脱着していないので随分汚れもたまり錆も出ています。
リアは2回ほど分解清掃とコーティング施工をしていますので簡単に綺麗になりました。
固定用のネジの受け側の樹脂ファスナーは次回の脱着辺りには交換するのが良さそうです。
結構汚れがついいていますが、こちらは洗えばサラッと取れます。
サイドシルは結構頑固な水垢が付いていますね。
何時もあるものが無いとなんだかリフトアップしたような印象です。
普段もこの状態なら洗車が楽になること請け合いですが、流石にサイドステップ無しの乗降は大変です。
そんなことしたらもう奥がランクルに乗ってくれなくなります。
ひたすら洗浄
洗車と言うかカーディテイリングの基本は磨く前にひたすら洗浄して削らずにとれる汚れは最大限除去します。
どうでしょう、これだけでも結構印象は良くなります。
細かいところも歯ブラシで地道にコツコツ。
ここはいつもお手伝いいただいているエスカワ社長に作業していただきました。
工場出荷状態のようです。
前のマッドガードで覆われていた部分です。
綺麗になってきました。
サイドシルのパネル合わせ面、いかにも錆びが発生しそうな作りですね。
まだ磨きを入れる前の状態ですが、綺麗な素肌が出てきました。
右側が圧倒的に錆の発生が多い私のランクルですが、やはり右フロントのマッドガードの裏に錆が出ていました。
このフェンダーパネルは前回のクレーム補修の時に取り外ししている箇所ですがその時には既に発生していたものなのか或いはその作業後に発生したのか分かりませんが、錆の状態から既に存在していたように思います。
先頭のブラケット固定部分も錆びていますね。
フェンダーパネルとサイドシルのチリの部分にも錆がありました。
ここは脱着時に傷を入れたような印象ですね。
なんでディーラーに入庫するとこのような結果になって帰ってくるのでしょうか? まあ下請けのクオリティーの問題なんですが、これなんで業者は信用できません。
錆びを取ってからタッチアップしておきました。
ブラケット音の接触部分の錆は塗装面に乗って貰っただけの様で洗浄で綺麗になりましたが一部浸食もありましたのでそこはタッチアップしておきました。
後は最近相性の良いドイツ製で日本車の塗装用に特別に調合されたコンパウンドで研きを入れました。
いつのもガラスコーティングを厚めに2層施工して保護膜を形成しておきました。
サイドステップ取付け
防錆塗装が終わったブラケットを仮止めしていきます。
ステップパネルを載せてから位置を微調整して本締めします。
手元にあった塗料で塗りましたが色合いもそれほど違和感なく仕上がりました。
あまり見えないところなので、こだわっていません。
それよりも防錆の方が大事ですからね・・・
サイドシルも思った以上に綺麗に仕上がりました。
これで十分でしょう。
いつもの如く仕上がる頃には真っ暗です。
やっと完成です。
塗料の感想も日差しのあるうちにしっかり日光浴できたお陰で乾燥状態も良くその日のうちに復旧することができました。
3年に1度ぐらいはメンテナンスが必要と思われます。
30年乗るためには必要な作業の一つですね。
今回は手元に材料が無かったので作業出来ませんでしたがサイドシルの水抜き穴からノックスドールか何かの防錆剤をパネル内に注入できれば更に錆対策としては良かったかも知れません。
このゴムのキャップは簡単に脱着できるので早いうちに材料を吟味して施工してみたいですね。
施工日 | 6-Nov-17 |
箇所 | コーティング層 |
ルーフ | 4 |
エンジンフード | 4 |
フェンダー | 1 |
ドア | 1 |
アオリ | 3 |
サイドシル | 2 |
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