サービスボディー製作35 塗装修正・クリア追加

仕事から帰宅しては時間を作ってちょこちょこと作業を続けているサトックスです。

そろそろこの姿ともお別れになりそうです。

2年前から計画を立て始め、準備は今年の2月から。

架装前の車両の仕込みを済ませてやっと10月から作業場づくりに始まり実作業をスタートしましたがとうとう年を越してしまいました。

予定では完成しているはずでしたが1基目の製作は製作と言うよりも試作と言った方が正しいかもしれません。

試作工程は試行錯誤と修正、修正ではカバーできないときは作り直しと不確定な要素が満載で遅れることは有っても早まることはないですね。

本日のメニュー

  • ダメージ箇所再塗装
  • 水切り部分クリア追加塗装
  • クリア垂磨き修正

ダメージ箇所再塗装

乾燥前にうっかり脚立をぶつけてしまった箇所です。

プラサブまで見えています。

こちらはコンパウンドで消える状態ですがこのエリアを再塗装するので一緒に直してしまいます。

この辺りが広範囲にダメージを受けています。

クリア層のみのダメージであれば再塗装は避けたいところですが下地まで出ているので仕方ありません。

たまたま気が付きましたがクリア層に虫が閉じ込められて標本になっています。

もう1匹居ました。

ここは観音扉の下側の枠ですので一番見える部分です。

これはどうにかしたいですね。

色入れ開始です。

先ずは一番大きい部分から。

捨て吹き含めて2層ほど塗りました。

特に違和感なく元の状態に戻りました。

水研ぎに結構な時間が掛かりましたが、ここで焦って番手を下げて擦るよりは高めの番手でじっくり擦る方法を取りました。

水研ぎしているので他の塗装面よりも平滑度が上がってしまいましたので肌を同じようにするのが難しくなってしまいました。

色入れの後は仕上げ塗装、シンナーを追加して再度噴きます。

こちらは再塗装エリアと元の塗装エリアの被りの部分です。

どうしてもミストになってサラサラになりますが、この後ぼかし塗装に挑戦してみます。

やったことが無いのでどうなるか分かりませんが・・・

失敗したら磨きの技術をすべて投入して最大限誤魔化す復旧する所存です!

あれ?

ぼかし塗りをしたらしっかりぼかされてます。

さっきのミストはしっかり消えてますね。

照明の角度と撮影角度を変えて眺めてみますが映りません。

特に境目に見えるところも無さそうです。

やってみればできるものですね。

リアドアパネルの下端フレームも表面を処理してから再度塗装しなおしました。

クリア前でも濡れてます。

ここでクリアを作ります。

今回は冬季の常温でも乾燥可能なタイプを選択しました。

殆どは強制乾燥前提の商品なので私の持っている設備で手を出すのは危険です。

偶然か肌目もそろって再塗装には見えなくなりました。

なかなかクリア塗りたての見え方を撮影するのは難しいですね。

こちらリアドアパネル枠の下端部分も水が溜まりやす部分ですが、ここまで濡れればメンテも簡単にできそうです。

水切り部分クリア追加塗装

この部分はサイドドアパネルの下端にあたる水切りです。

常に雨水にさらされてしかも溜まりやすい部分と言うことは砂やほこりが蓄積することになりますので表面が荒いとメンテ性が極端に落ちます。

塗装工程でミスとが溜まりそのまま塗装したためにこのような状態に。 改めて擦ってクリア層を整えてからクリア塗装を追加することにしました。

左側はコーキングの整形が甘い箇所がありましたのカット修正したので色を入れてからクリア追加しました。

いかがでしょうか?

結構しっかり塗りましたよ。

これならメンテ性も向上しそうです。

自動車の塗装と言うよりも作業船の塗装のようですね。

クリア垂磨き修正

こちらもクリアの仕上げ塗装時に垂が発生しました。

原因は下地のパテの研磨不要で水平方向に盛り上がりがあり塗料が溜まってそこの部分から垂れた状態になっていましたのでミニポリッシャーとコンパウンドで処理しました。

この部分も同様の理由で垂が発生しました。

こちらはガンが近すぎたことにより塗料が厚くついて垂れたようです。

塗料の垂れ自体は処理できましたがパテの面出しがいまいちなので照明の角度によってはなんとなく見えるというより映ります。

まあこの程度で良いでしょう。

この部分のみ平滑度が増して鏡のようになってしまったので、後日荷台に搭載前に一度全体的に磨きを入れてガラスコートをする予定です。

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