サービスボディー製作43 リアドアウエザーストリップ・パネル溶接仕上げ(副戸)

本日のメニュー

  • ウェザーストリップ清掃・取付
  • リアドアパネル板金溶接(副戸)

本日もお休みなので時間を無駄にせずコツコツ作業です。

車検の期限までは急ピッチで作業を進めてきました。

先々週で車検を切らして完成させてから構造変更をする決断をしましたが決して時間的な余裕が出来た訳ではありません。

「車検切れたんだから焦る事無いんじゃない」と弛んだことを言ってる場合ではありません。

作業が遅れている訳なので悠長にのんびりしているとその後に詰まっているスケジュールに影響が出ますしこの車が無いと現場に出れずに受注済みの仕事をこなせません。

幸いどのお客様も出来上がるまで待ってるから心配しないでと言ってくださっています。

そんな訳で実際には今まで以上に慎重かつ丁寧に作業を進めないと何時まで経っても完成せず、結果母材を錆びさせたりしてしまってはまた同じ過ちを繰り返すことになります。

これから更に寒さもきつくなる可能性もありますので今進めておく必要があります。

ウェザーストリップ清掃・取付

フレーム組み上げ時、水切りの位置調整でいったん取り付けていたウェザーストリップですが、塗装の前に取り外してありました。

そろそろ保管も気を使うので清掃して取り付けてしまうことにしました。

これで水切りのLアングルの角をぶつけて塗装が割れるアクシデントも予防できます。

この横型のトリムシール、上から押しつけても入りません。

トリムシールの問題ではなくフレームと荷台の後端のクリアランスが狭いことが原因。 シリコンをつけて横スライドで差し込みます。

両端をスライドしてから真ん中を上から押さえてすべてを定位置に固定します。

この後養生テープを貼って保護しておきます。

ここが一番傷つくので・・・

リアドアの開口部も同様に取り付けてしまいます。

こちらはすんなり付きました。

角の部分はRを緩やかに撮るべく円プレートを溶接しようかとも思いましたがドアフレームの幅がそれほどないのでLアングルの幅のまま直角に合わせてありますのでトリムシールはそのまま押せるところまで押してあります。

結構ギリギリなので水が漏れるようであればコーキング追加ですね。

下端のこの部分にクリアランスがあるので後で対策します。

このままでスト雨が荷台側に流れ込んで木製床板の下を通て排水することになってしまいます。

サイドドアも同様に施工です。

こちらは一周するので接続部分があります。

本来は下側の真ん中で繋ぐのが一般的ですが既に入隅のクセが付いているトリムがあるのでその位置に合わせてはめ込みました。

接続部分はこの程度で勘弁してください(笑)

ゴム専用の接着剤で結合してあります。

しばらくは扉も入らないので保護剤を塗っておきました。

随分前に購入したまま余り使うことなく缶ボックスに放置してありました。

リアドアパネル板金溶接(副戸)

ウェザーストリップも入りましたので昨日作業を終えた主扉を仮置きしてみました。

あまり歪みも気にならず、前回の仮留めの際に反って建付けが悪くなっていた部分が殆ど分からないレベルに改善されました。

横から見てもまあ良いでしょう。

じっくり見ると気になりますがね。

うーん、塗装するともっと目立つかな・・・

ココには窓ガラスとナンバーフレームが入るのでそれほどパネルが露出するわけでもないのでたぶん大丈夫でしょう。

1枚目の仕上がりを確認したので2枚目の作業に入ります。

タックの状態では歪みはそれほどありません。

このレベルを維持しつつ周囲を密閉するのです。

周囲を満遍なくランダムにアプローチするために溶接機を作業台の上に乗せました。

周囲の溶接は終わりました。

継ぎの部分はまだすべて付いていません。

これまではトラスコ中山の溶接ビードグラインダーを使っていましたが今回からはモノタロウに切り替えました。

これで思う存分使えます。

1枚でこの扉すべて仕上げるのは厳しそうです・・・

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