今月末に3年間の通信契約が終了してします通信モジュールの代替案の為セドリックの時に使っていたスマホにDUNをインストールして活用する案を実験してみました。
ちなみにこちらが3年のお役目を終える予定の通信モジュールNC-DC2。
てっきりND-DC1が搭載されていると思っていましたがND-DC2でした。
内部の銘板にはTC-D100と表記があります。
UIMカードを交換する場合は「データ通信専用通信モジュール更新用UIMカード UIM-2」が対応商品となり、モジュールごと交換の場合はND-DC1へ交換になるようですね。
ちなみにAVIC-VH0099Sに対応するBluetooth通信にはPANとDUNの2種類があります。
実験の結果どちらのモードでも通信可能でしたが、有効な機能に差がありました。
それぞれの設定方法と違いを見てみましょう。
スマホ経由DUNを使用した接続
今回使用するスマホはXperia X (SO-04H)です。
BlueDUNを起動し接続要求受信待機状態で待ち受け。
更にカロッツェリア通信モジュールを抜いておきます。
[メニュー]-[システム設定]-[Bluetooth設定]-[通信接続設定情報]に移ります。
現在はカロッツェリア通信モジュールを使用していますので未設定の表示です。
[通信接続設定情報]を押下すると通信方法の選択を聴かれます。
いいえを押してUDNモードに入ります。
次に[NTT Docomo(FOMAパケット)]を選択します。
DUN接続が確立して通信を開始します。
スマートループは接続可能でしたが「フリーワード音声検索」ボタンがグレーアウトされ機能しませんでした。
スマホ経由PANを使用した接続
先ずはスマホ側のBluetoothテザリングを有効にして待ち受けます。
この画面で「はい」を押下しPANモードを選択します。
インターネット共有/テザリングと表示されPANモードである事が判ります。
メニューからスマートループ機能も一通り操作でき、マップ画面の渋滞情報更新時刻も表示されています。 勿論渋滞ボタン長押しによる渋滞情報の強制更新もOKです。
更に「フリーワード音声検索」ボタンも表示が戻り有効になりました。
結論
PAN接続を利用すればDUNアプリをインストールして接続待機する必要もなく、今ある機材で追加のコスト無しでフル機能で運用を実現できるPAN接続が最適という結果になりました。
皆様もお試しください。
しばらくこのセットアップで運用して問題があれば通信モジュールを購入するのもありと思っています。 やはりスマートループの機能は大変役に立ち、これ無しではサイバーナビである利点が薄くなりますので。
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