ボディー磨き・コーティング(ルーフ7層目・エンジンフード5層目)

今までの失敗を繰り返さないために時間を作っては作業を進めます。

これまでは3歩進んで2歩下がるを目標としておきながらその逆で2歩進んで3歩下がり気が付いたら10歩ほど下がるを繰り返していました。

予定では去年のうちに完成予定でしたがサーバートラブルを設備の緊急更新で2んに2度も時間を取れることになりランクルは手付かずでした。

同じ間違いをする余裕はもう塗装に残されていないので少しづつでも進めます。

ルーフ7層目施工

前日のPRO-3の施工に引き続き更にもう1層軽めに載せます。

PRO-2と異なり絶命が気通りシルクの様なサラッとした手触りになっています。

きめが細かくなってきたのが分かります。

色目と言いますが塗装の流れと言いますか、独特の向きが飽和されてきたような見え方になってきました。

本日のメインメニューであるエンジンフードのリフレッシュに進みます。

エンジンフードリフレッシュ

スケールがこびりついてざらざらの状態になっているエンジンフードの処理に取り掛かります。

今回は2回施工でそれ以上は磨きで対応することに。

酸性の薬剤でスケールを溶かします。

ランクル70の特徴的なラインであるこの膨らみの周りにスケールが集中しています。 フラットなパネルエリアは細かいスケールが満遍なく。

スケールが解けてくると独特の匂いが漂ってきます。

スケールがある程度溶けたところで、ハード2-Lを使ってシングルで磨きます。 この塗装面とは2-Lとの相性が良いようです。

パリッと鮮やかな白が見えてきます。

この鮮やかな白を見ているとついついこのままコーティングを載せたくなりますがそこは我慢してこの後に85Jとダブルアクションで仕上げ磨きをします。

後でこの手間の有無が違いを生みます。

エンジンフード5層目施工

PRO-2を使わずにいきなりPRO-3で施工します。

先ずは厚塗りで下地を作ります。

通常であればこれで仕上げでも十二分なクオリティーではありますが、トヨタ058ですのでしっかり修行します。

このラインをしっかりと出さないとこの車はシャッキっとしません。

エンジンフードパネルの後端のプレスラインに水が溜まるのでスケールと水垢の温床となりますので、しっかりと施工します。

この角度から見える部分がダメージを受けやすい部分です。

見ていると拭き上げ前の段階でうまくいっているかダメかなんとなく感じるのですが今回は良さそうな感触。

様子を見ながら頃合いの良いところで拭き上げと言うよりは定着と均衡化を行います。

施工直後なので柔らかめの見え方ですが随分とフラットな状態に近づいてきました。

ルーフに比べるとまだまだですが、この先ルーフ以上に平滑化されることを期待します。

いつもの如く暗くなってきてしまっていますが、均衡作業終了後です。

今までとはちょっと違う手触りですが、施工性も良く時間と効果のバランスと言うよりもバランスと言う概念を無視した仕上がりを実現してくれるPRO-3は素晴らしいです。

もしかしたら12層目あたりで130系クラウンのスーパーホワイトIIの様な印象のキメの細かい白に近づけるか?

でも058に手を掛けて深みと包容力のある白が似合っていると思います。

来月ぐらいまでには見えてくるかな?


施工日 30-Jun-18
箇所 コーティング層
ルーフ 7 (Pro-3)
エンジンフード 5 (Pro-3)
フェンダー 2
ドア 2
アオリ 4
サイドシル 2

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