こんばんは、サトックスです。
2年間手付かずのままとなっていた課題、カブのモービルアンテナの取付けを行いました。
予定ではスチールボックスの後部にアルミLアングルに16mmの穴を開けてM型コネクタでも付けてモービルホイップを付けれるようにしようかと考えていました。
それでは芸が無いので・・・
と言うか、手元に数年前に購入したNMOコネクタタイプの天井穴あけ型アンテナの部材がありますのでそれを活用することにしました。
NMOコネクタとは3/4インチの穴を開けてそこに取り付けるアメリカで業務無線によく使われているタイプのアンテナ用コネクタです。
日本ではほとんど見かけないコネクタですが私は就職して以来仕事場のクルマはこのコネクタを使ったアンテナが点いていましたので親近感があります。
取り付け開始
コチラが穴あけ前の状態です。
折角Hマークのプレスの入ったホンダ純正のリアボックスですが、本場モノNMOコネクタの為なので躊躇なく開けます。 新車のランクルの天井に2箇所穴を開けることを考えたらねぇ・・・
3/4インチのホールソーは無いので小さめの穴を開けてリーマーで大きくしてきます。
これは裏側からの固定状態です。
コネクタとケーブルはBrowning BR-1250 NMO 3/4″ Hole Mount Cable Kitを使っています。 価格は$14.28でした。
リグを所定の位置に固定してケーブルの取り回しを確認し、前から後ろにかけてケーブルを配策していきます。 この時既にボックスに取り付けたコネクタから同軸ケーブルははんだを溶かして一旦外しています。
余った同軸ケーブルをカットしてからコネクタにはんだ付けし、保護カバーを被せます。
アンテナを取り付けるとこのような感じで収まりました。
アンテナはTram-Browning BR-PT450 UHF Pre-Tuned Land Mobile Antenna
$10.29と安価な品物です。
アメリカなら大変リーズナブルな価格の部材でルーフに穴を開けてアンテナつけ放題です。
完成です!
早速奥から、これはCHiPsか?と突っ込まれました! (日本名白バイ野郎ジョン&パンチ)
確かに本場モノのアンテナなので嘘ではないですね。
それにしてもなんでも穴を開けるのね・・・ともう一言。 穴あけと穴掘りは男のロマンと答えておきました。
このアンテナ、このままではカバーをかける際に邪魔になりますので取り外しますが、そのままではよろしくないのでレインキャップを用意してあります。
アメリカの製品は安い割にしっかりできています。
これは$9.99でした。
取り付けるとこんな感じです。
NMOマウントシリーズではこのキャップの様なGPSアンテナや携帯電話網アンテナ等楽しいアンテナがいろいろあります。
屋根に穴を開け始めたりきりが無いです。
APRS実験
早速試運転です。
流石に今日は気温が5度、バイクでパトロールは寒いですね。
コチラが430MHz帯のAPRS網でFT2Dとこのアンテナで5W送信でビーコン送出した結果です。
腰越付近は伝搬状況が悪く電波が抜けてませんでした。
スポンサーリンク