無線用電源の引き直し

このところTM-D710SとID-880Dが同時送信状態になると、電圧降下と電流不足によりTM-D710Sの電源が落ちる症状が発生していました。 しまいには同時送信でなくとも、夜間ヘッドライトONでアイドリング中にTM-D710Sの430MHz帯で送信すると電源が落ちてしまいます。 ID-880Dにはそのような症状は発生しません。
オーディオテクニカの30A対応の電源ケーブルセットを利用してバッテリー直で電源配策をしておりますが、どうもこれでは足らないようです。
そこで、バッテリーからトランクまで直接太めの電線を配策することにしました。

ケーブルは清和工業AVコード(自動車用低電圧線バッテリー用) AV30X10Bです。
●色: 黒 ●長さ(m): 10 ●許容電流(A): 170 ●芯径(mm): 0.45 ●芯数: 7×27 ●太さ(sq): 30
2~4ゲージぐらいでしょうか。 結構太いです。

AVC(日本エイ・ヴィー・シー) スーパーグランド FGA26S-14B 黒色 3個

端子台も大型の春日/組端子台TC60 C 03,09,10? TC60 C 03 537円
やっと見つけたショートバー。 これがあると便利で耐電流量が確実になります。
春日/レール式端子台アクセサリ・ショートバーTJ263B(10個入り) 1,041円
極数:6 種類:被覆付 通電電流:30A 概略質量:6g ■適合端子台 組端子台:T20,TL25

ショートバーは6極ナので2極分をカットして4極とし、ビニールテープで絶縁しました。
車体下部の配策をする前に仮配線にてテストです。

大型端子盤から無線機までの仮配線が結構長くなってしまいましたが、この状態でもきちんとして正のが出ました。 流石は太い配線だけあります!

ちなみにトランク内はこの状態です。
電源配策が完了した時点でトランク左側から右側に移設スべく新しい無線機と配電盤の架設台を後ほど作成します。
電源テスト結果です。

改善後はエンジン停止時でヘッドライトON,フォグライトON、ブレーキランプONの状態でもTM-D710SとID-880Dとハイパワー送信しても電源が落ちなくなりました。
良好なテスト結果を踏まえて、本格的な配策作業に入りました。
車体右側をジャッキアップし、馬をかましての作業です。
あまりに肉体的にきつい作業でしたので写真がありません。
で、完成画像です!

ケーブルはすべてコルゲートチューブで被覆保護してありますので接触によりる被覆の破損の観点で安心です。
燃料パイプラインを同じ場所に配策してあります。
極力燃料パイプに力が掛からないように考慮しましたが、基本的には燃料ライン共締めなので・・・
このラインが最短で間違いないライン取りでしたので、今回はこのまま。
ちなみに、バッテリーからトランク内の大型端子盤までぴったり5mでした。
さすがに、この作業体中が痛いです。

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