これまでいろいろな手法を試してみましたがなかなか満足できる結果が得られないまま月日が流れました。
ワックスとの相性が悪いことは確認できたのでこれまでの手法に戻して施工方法を変えることにしました。
ワックスがダメな理由
- 樹液の影響が大きい立地での屋外保管
- 沿岸地域の為塩害の影響が大きい
- こまめなめんてができない状態
ワックス施工自体がダメとは思っていません。
ただ私の現状には合わなかったという事です。
屋内保管である、または屋外でも毎週洗車してワックスで磨いてつやつやボディーを楽しむ時間があれば最高の選択肢となると思っています。
私もそうできるのが理想です!
残念ながら現在いろいろなプロジェクトを抱えている状態でその時間が割けません。
将来はそんな時間をしっかりとモテる生活にしたいです。
そこで今までの積み重ねはさておいてこれまで試していない方法で抜本的に施工しなおすことにしました。
さすがにこの作業はある程度の工数になるのでエスカワ電装社長の応援を得て進めることにしました。
前週までに受注した47万キロ超えのトヨタ・コンフォートの施工が入っていましたのでそちらを完成させて納車してからの作戦決行です。
現状確認
先ずは洗車から開始です。
バグガードを外しエンジンフード全体にアクセスできるように準備します。
ボディーは全体的にくすんでしまい、表面の平滑度が下がっています。
もさっとしてますね。
ルーフは大量のスケールと松脂ミスト、樹液、潮に侵されて乗った砂が雨でも流れ落ちない状態です。
洗車・鉄粉除去
先ずはシャンプー洗車で固形物を洗い流してこれからの作業に備えます。
比較的汚れが付きにくい直立しているフェンダーも艶が無くなりゴソゴソです。
鉄粉除去剤をかけていきます。
ルーフもいつも通りに反応しています。
9月に一度施工していますが洗車のみですからまた鉄粉が付着してしまいやすい状態でした。
エンジンフードも鉄粉いますね。
念には念を入れて2回目の鉄粉除去です。
ルーフの相手はなかなか手強いです。
エンジンフードは1回で十分効果があった印象です。
この部分、リアドアのスイッチがこれまた錆びやすいのです。
ゴムキャップの下スイッチのフレームから錆が出てきます。
恐らく鉄粉除去剤を使わなければこれほど錆びないと思われます。
薬剤を完全に洗い流すのは分解しない限り正直不可能なので悩ましいです。
研磨開始
エンジンフードはルーフに続いて劣化しやすい部位ですが見えますでしょうか?
この表面の曇り具合。
画像でこのレベルで見えますので実際にはもっとひどい状態です。
これをシングルで磨いて除去していきます。
ダブルでは太刀打ちできませんでした。
ウールバフをシングルで当てれば綺麗になります。
と言っても決して機械が消してくれるほど簡単ではありません。
プレスラインの入隅に汚れがこびり付いています。
今回は3Mウルトラカットの1-Lの相性が良かったです。
こればかりは調整しながら状態に対して適切なセットアップを見つける必要があります。
全体的な印象としては058にはこれが良いですね。
時間は掛かりませんが荒磨きでここまでになりました。
やっとリセットに近づいてます。
ワックス成分があり通常の施工に比べて相当なカスが出ました(笑)
エンジンフードです。
ここまで曇ってしまい、何かに覆われている状態です。
画僧の右側、助手席側1/4を荒磨きした状況です。
曇りの原因となっている堆積物はほぼ無くなりました。
この範囲を施工するのも結構な時間がかかります。
さらっとやる分には時間短縮もできませ宇が今回は徹底的にリセットするつもりで作業を進めることにしました。
何度もやり直しになるのは防ぎたいところです。
翌日もこの調子でボディー全体の作業を進めます。
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