サービスボディー製作10 サイドドアパネルヒンジ調整

前日に製作したサイドドアパネルフレームに外装パネルとして鋼板を溶接します。 その際の末端の処理方法を検討するためテストピースでいくつかの条件で試作します。

この結果をもとに最適な寸法を決めて鋼板を切り出します。

はい。

何通りか試して、溶接後の加工が一番きれいに簡単にできる位置が分かりましたのでパネル寸法を決めて裁断します。

とうとう登場です!

マキタ シャー!!

この切れ味と仕上がりにはびっくりです。

これで鋼板を使った工作が楽しくなること請け合いです。

t1.6までならスイスイ切れます。

こんなクルクルが出来ます。

何かこの利用方法が無いかと考えましたが、サトックスは美術家では無いのでさっぱり浮かびません。

先に長手を切断しました。 これは残りの部分をボディパネルとして使うためです。

次に短手を切ります。

綺麗にスパッと切れると気持ちがいいものです。

縁の入り具合を調整してタックします。

この時裏に弛み止めを入れないと後でパネルが内側に寄った状態になりますのでご注意ください。

裏から固定します。

本来であれば裏から先に付けると弛みが出なくて良いのですが、パネルがフレームの内側に収まるので裏から縁の調整が出来ないので仕方が無いです。

この馬の上に載っている製作中のフレームが気づくと50cm程車に近づいてきているのです。

いじっているうちに動いているのか、それとも早くランクルに乗りたくて夜中に自分で動いているのか?

ヒンジマウント

今回サイドパネルで使用するヒンジはこちら!

タキゲンの特装車用のヒンジです。

以前良く消防車で使われていたアレです。

フレーム側はブラインドナットにしました。

t1.6mmの角パイプなのでそのままでは強度が出ませんし、貫通させるのも品が無いので・・・

微妙な位置で穴あけ完了!

扉パネル側の裏フレームとナットの取り合いも考慮しないといけないので結構ギリギリです。

ブラインドナットは薄頭タイプにしていますので施工に手こずりましたが、困った時のエスカワ社長!! 転がっている平板を加工してSSTを作ってすんなり綺麗に施工できるようになりました。

私はこのところ設計と施工手順の検討と材料手配、作業では溶接でヘトヘト。 思考能力が相当落ち込んでいて問題にぶち当たると頭がグラグラしてきます。

相棒がいるとこんな時に救われます。

仮にヒンジを付けてみます。

綺麗な部品が付くと周りの表面が気になりますが、最終的にはすべての錆止め塗装を剥がしてパテやってコーキングしてから塗装なので今は気にせず進めます。(と言っても気になって仕方が無いのですが・・・ガマン)

本来はヒンジが高いタイプが良いのですがこのパーツを4個用意してしまったのでもったいないのでこれ使います。

別のタイプのヒンジもありまして、穴の位置が同一なのでどうしてもいやになったらそのままポン付けで交換できます。

とうとうパネルに穴あけです。

失敗すると・・・悲惨なことに。

今回はうまく行きました。

実はこの後、衝撃の事実を目の当たりにして意気消沈・・・

実は映像には残っていました。

このようにイメージ通りにパネルは取り付けが出来ました!

が、ウエザーストリップの反力の見積もりを誤って全閉できませんでした。

ここの出具合です。

9mmも足りませんでした。

ストリップが2mmも潰れないということです。

次回に続く。

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