サイドステップ錆対策1

こんばんは、サトックスです。

先週まで2週間連続台風で屋外作業が出来きずなかなか進まないメンテナンス作業を2つ片づけました。

今時のクルマとは異なる様であちこちすぐにサビるランクルですが、間もなく迎える納車4年目を前にして気になっていたサイドステップ錆対策を行いました。

前回グリーサブルピン・シャックル交換作業の際にサイドステップ廻りの錆が目立ちました。

作業プランは・・・

  • サビ落とし
  • 防錆塗装
  • サイドシルの清掃・磨き・コーテイング

現状確認

先ずはサイドステップを取り外しながら錆の現状を確認します。

これが目視できる範囲で一番目立つ錆でした。 サイドステップのブラケットの一番低い部分です。

ここから水が滴る部分ですので鉄粉除去剤が一番の原因の様な気がします。

Aピラーやワイパーアームカバーからの排水が落ちてくる部分のプレスパネルが合わさっている箇所です。

サイドシルは丁度ブラケットが被っており清掃しにくいので3年も過ぎれば結構な汚れが溜まってきます。

整備書によると本体はステップを取らずにブラケットのネジを緩めて一体で取り付け取外しをするようですが、脱落危険がありますので昼間の仕事じゃないですがORM(笑)を実施しブラケット単体になるまでばらしてから取り外します。

一番前方のブラケットのネジ2本のみ短いので注意です。

ブラケットは先端1個フェンダーに直止めの箇所は専用、後ろから2番目と3番目のボディーアンカーによりクリアランスが少ない箇所が角型のブラケットであとは共通です。

私のランクルは何故か右側がよく錆びます。

例に漏れず右先端のブラケット固定部分は錆びていました。

トランスファーケースを吊っているビームの切り口も錆びていました。

中も心配ですね。

サイドステップが無くなるとなんだかリフトアップしたように見えますね。

十分に掃除できなかった部分はかなり汚れています。

左フロントフェンダーの下端は錆が出ていました。

錆取り塗装作業

1番ブラケットはフェンダーとの接触部分で錆が出ています。

ワイヤブラシで錆びを落とし塗装に備えます。

清掃とサビ落としを終えて乾燥中。

この後地金の出ている箇所には亜鉛メッキスプレーを塗布します。

シルバージンクは素材自体に直接塗らないといけないので、研磨・剥離した部分のみ塗布しました。

残りはセドリックのメンテナンス用にストックアップしてあったピットワークのホイールシルバーで塗装しました。

ステップの裏側はこの状態です。

ワイヤブラシでは歯が立たないので、ビード除去ディスクでサクッと研磨です。

で、その後仕上げでワイヤブラシの登場です。

このネジもボロボロなので交換して亜鉛スプレーです

反対側も同様に処理します・・・

この樹脂カバーを交換するには4本のリベットを揉んでブラケットの受けを取り外さないと2本目のネジに到達できません。 整備書を読むとやはりリベットを揉んでから交換して再度リベット止めとの指示が示してあります。

仕込み作業はここまで。

この後ボディーの清掃、磨きとコーティング施工と続きます。


再販ランクルに関する情報盛りだくさんで有名なランクル70購入記のサイトに掲載していただきました。

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