タワー作業 アンテナ交換・PTZカメラ設置

2016年5月のアンテナ架設工事から8年が経ち暴風雨と塩害にさらされて暗転が折れてしまいました。

落下する前に最低限撤去、交換するために急遽工事することになりました。

風が無いのは幸いですが気温は低く少々雨模様で寒さが堪えます。

0730時にいつもお世話になっている地元の建機屋さんに高所作業車を取りに行きました。

作業開始です。

先ずは最大の危険要因の撤去から始めます。

最大の問題がこちら。

サブアンテナとして架設されているX-6000が根元で折れて同軸ケーブルで吊り下がっている状態です。

固定用の基台が粉砕しています。

ジョイントの無い1本物のX-5000に交換しました。

ケーブルは新しいものに交換です。

最初の1時間は寒さと高さでなかなか作業が進みません(笑)が、粛々と作業を進めます。

防水と整線作業も完了でこちらはOK。

久々のこの高さは慣れるまで時間が掛かりますね。

お次はこちら・・・

一番高いところにあるX-7000の残骸です。

7年前の台風ですでに折れました。

こちらも新しいケーブルでX-5000に交換です。

前回の工事では16mの高所作業車でしたので最長部まで届かず、マストを下げた状態でアンテナを取り付けてするするとあげながらケーブルと固定する方法で作業しました。 今回は17mの高所作業車なのでそのままの位置で作業できました。

これは圧倒的に効率が良く時短になります。

3本目はHF用のブロードバンドアンテナを撤去して、タワーの下の方についていたディスコーンアンテナをケーブルは再利用で移設しました。

8年使ったアンテナなので劣化してしていますが崩壊まで入っていないので活用します。 本来であれば新品交換が良いのですがね。

タワー中心部でケーブル整理をします。

さすがに雨が降ってくると手袋が濡れてより一層指先が冷えて感覚が無くなり作業効率が落ちますね。

建柱時に新品で設置したX-50とデジ簡用のGPアンテナは問題なさそうです。

寒さと作業速度の低下により画像が少なめですがカメラのジャンクションボックスを取り付けてVE管を上から順に接続しながらステンレスバンドでケーブル保持金具を取り付けました。

その後通線ワイヤーでCAT-6aのケーブル2本を通線しコネクターを取り付けました。

カメラの動作テストを行い1発でOK。

そこはカメラ屋なのでしくじりたくなないですね(笑)

こちらがタワーに設置したPTZカメラの映像のキャプチャーです。

配線保持金具とVE管を共締めしてます。

ついでに鳥が止まって曲がっていた風速計を修理して作業完了です。

このような形で整理出来ました。

作業後、高所作業車を返却して帰宅するとさっきの悪天候は嘘のように夕焼けです。

ちなみに途中で高所作業車がエンストしたのには参りました。

以前の車はかごから遠隔でエンジンの始動停止が出来ましたがこのクルマは基本的にエンジンは止めずに回しっぱなしのタイプでした。 スイッチはあるんですが使えませんでした。

ほとんどは2人で上に上がっていましたが、途中から一人で高所作業、もう一人は地上作業で手分けしていたので地上でPTOを切ってエンジン再始動して復旧してもらえたので何とかなりましたが、二人で上に上がっている時にエンストしていたらアウトでした。

アンテナ交換作業

おまけの画像

作業中のIPカメラの画像をスザンナが記録していてくれました。

なんとも臨場感がありますね。

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